「let it go」を「ありのままの」と訳した秘密

世界中で大ヒットを記録した『アナと雪の女王』

全世界における興行収入は、6位(1月24日現在)さらに、日本における興行収入は、洋画アニメーション作品としてNo.1と、世界中で大ヒットした映画となりました。

主題歌『Let It Go 〜ありのままで〜』は、誰もが一度は耳にしたことがある曲なのではないでしょうか。

実は、この曲の日本語訳には、すごい秘密が隠されていました。


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「let it go」を「ありのままの 」と翻訳したワケ

大ヒットの影の立役者、日本語訳をしたのは高橋 知伽江(たかはし ちかえ)さんという人物。

劇団四季、新神戸オリエンタル劇場での勤務を経て、現在フリーランスで演劇台本の執筆、翻訳、訳詞などを手がける方だそうです。

高橋さんは、劇中の全曲の翻訳を担当しました。

言葉を正確に翻訳するのであれば、『ありのままで』は、『Let It Go』より『Let It Be』のほうがその言葉の意味に近いものかもしれません。

高橋さんは、以下のように語っていました。

日本語の特性からいって、英語をそのまま訳しても曲に入りきりません。

メロディーを大事にすれば、日本語の音は六つしか入りません。しかも、口の形がアップになるので、三つ目と六つ目の音の母音は『お』に限定されます。

『Let It Go』の“ありのままの~”のような歌のサビには、魅力的でキャッチーな言葉を見つけることが求められます。

“文字と音の数”、さらに“口の形と日本語の母音”を合わせつつ、歌の持つメッセージを訳詞で伝えねばなりません。

この歌は、自分を抑えてきたエルサが、“もういいんだ。素直に本当に自分らしく生きていこう”と決意をする歌ですよね。

彼女のそんな想いを凝縮したフレーズを、このサビに入れた結果の訳詞です。

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エルサの口にあわせて高橋さんが試行錯誤の末、もっともイメージにあう表現が『ありのままの』となった、ということになります。

確かに、『Let It Go』のサビの部分、『レリゴー、レリゴー』の口の動きが、日本語の「ありの〜ままの〜」の口の動きととても似ています。

また、高橋さんは歌詞についても、以下のようにコメントしていました。

訳詞については、ディズニー側から“聴く人が自分を重ねあわせて共感出来るようにしたい”という希望がありました。

映画が公開されて以来、SNSを通して“勇気づけられました”とか“元気が出ました”というメッセージをたくさん頂いています。

共感できる歌詞という点ではうまくいったと言えるかもしれません。

英語を直訳したわけではありませんが、しっかり意味をとらえた歌詞ですよね。
日本語歌詞は、歌と物語のメッセージをすばらしく表現していました。

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